2006年 02月 19日

simple?

Simple?確かにSimple。シンプルは好きよ。Simple is best.とは言うモノのCheapではダメよ。と言うお話。

スノースクートが発明されて約15年経つ。当然の事ながら進化しましたよ。でも、その頃から根本的に変わっていないモノがいくつかある。その一つがフレームとボードの取り付け方法。

F(フロント)R(リア)各4本、計8本の径6mmのボルトで取り付けられている。

最初の5年くらいは、穴の開いたボードをソール側からボルトでフレームに直止め。10年前からボードにナットが埋め込まれ(所謂スノーボードと一緒ね)、長いイモネジを使って取り付けられるようになった。そしてフレームとの間には柔軟性のあるウレタンフォームを挟むカタチ。

最近では、その辺のフレームとボードを繋ぐパーツ群をボードアタッチメントと呼ぶようになった。重要なパーツ群として認知されてきたって事ですね。

本来、ウレタンフォームの役割はフレームの誤差を吸収するモノ。昔のフレームは精度が悪く、歪みが酷かったので捻れないようにボードを取り付ける為に必要だった。「面だし」的セッティングの為でもあったけど。

でも、多くの人はそんな事とは知らず、ネジ締め込み過ぎてウレタンフォームがペタペタに潰れた状態で使っていました。

ちなみに「面だし」という概念が日本で認知されだしたのは、おそらく浜さんの「カービングキット」が切っ掛けだったよね。あれは面がキッチリ調整できる最初のパーツでした。ホント僕はスゲェ!と思ったよ。

そう言えば「ボードアタッチメント暦(其の壱)」とかエントリし出してたけど、1年以上忘れていましたね。

で、話を戻し。フレームやボード等は機能的に質的に進化してきた。ボードアタッチメントも同様。最初は歪みの補正としての機能だったモノに、衝撃吸収を求めたり硬度によるセッティングを求められてきた。これら多くの人の努力により実現してきた。

けど、変わっていない。基本的な8点で「繋げる」ところ。離れない様に「繋げて」いる感じ。なんかまだ別々っぽい感じ。メーカーが変えないと変わらないところ。

確かにsimpleな構造だけどcheapな感じ。事が足りない。以前はコレで間に合った。でも、他のパーツが良くなった今、以前と同じボードアタッチメントの在り方では足らない。cheapだよ。

申し訳ないが、この感じはとても伝わり難いと思う。僕がとても不満を持っている事が伝われば目的は達成とします。

複雑にするのは簡単だ。smpleは難しい。

このcheapさを改善したいよ。どうにかしたいよ。アイデアは沢山あるよ。敵は内に有りだ。

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